カテゴリ: 田んぼ

現在、播種から23日目で、2葉まで生長しています。

中央列の苗も左側列の生長に追いついてきました。
写真の苗箱は中央列です。
一部、生長が遅れている苗箱もあります。
一方で、苗箱の中央部が徒長しているものもあり、この部分は苗を撫でてストレスを与えて徒長を抑えなければなりません。
先づは全体的に順調に育っています。
あと3日間、ハウスで育苗し、目指すは2.5葉です。

3月30日(土)からは田んぼで育苗する水苗代にします。
苗が2.5葉まで生長すると、苗箱の用土に含まれている肥料分を使い果たすので、即効性のある硫安を施肥してから青菅実験田に移します。

その際、苗箱一箱あたり硫安10gを500ccの水で溶かし、ジョウロで散布します。
苗箱10枚づつに分けて、5リットルの水に硫安100gを溶かして散布です。
散布後はすぐに苗の葉が肥料焼けしないよう、しっかりと水を掛けて、葉に付いた肥料分を落とします。
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ハウスの中の苗箱の列を入れ替えて(3/15)、3日間経ちます。
発芽が遅れてた列も日に日に生長して芽が揃ってきました。
写真は3/17朝、3/18朝の状況です。
3枚目は発芽が遅れていた苗箱。

左側列は一葉目が出てますので、今日からシートを外し、日中は太陽光に当ててます。夜は保温。

一方、中央列はまだ、一葉目は揃ってないので、ホワイトシルバーで覆っています。明日か明後日にはこちらも覆いが外せるのではないでしょうか。

保温のシートのホワイトとシルバーでは2℃の温度差があり、晴れでは、ホワイト、曇りではシルバーを表にして覆います。

また、左列の苗箱の一部にカビが出でいました。しかし、今日から陽に当ててますので、カビは広がらないと思います。

朝に覆いを外した際に苗に水滴がある(溢泌現象)うちは水やりをしません。
土が乾き、水滴がない時は水やりをします。
2.5葉までハウスで育苗。
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ハウス中央部の列の発芽が早く、入り口から見て左側列は少しだけ
小さな芽が出ていましたので、列を全て入れ替えました。

日曜日までは暖かい予報ですので、両列の芽は揃うのではないかと思います。

日中はウレタンシートを外し、シルバーホワイトだけ、今日は晴れてますので、ホワイトを上に、(曇りはシルバーを上)一葉目が出たら、日中は太陽の光に当てます。

水やりは朝、シルバーホワイトの内側に水滴がついていなければジョウロで水を撒きます。朝のみ。
夜は保温。

不耕起移植栽培の苗作りは低温育苗です。

苗箱の最高温度が22℃が目標とし、25℃以上にならないようにします。
(徒長させない) 最低温度は10℃以上に。
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播種後に気温の低い日が続き、発芽が遅れてましたが、播種から10日目で、発芽してきました。
ただし、発芽は苗箱を二列に並べていますが、ハウスの中央側です
入り口から見て右側と左側の列に温度差があるようです。
苗箱の場所の入れ替えが必要になってきますね。

ところで、青菅実験田のタイマーの設定を6:00~9:00, 15:00~18:00, 24:00~1:00の3回に一昨日(3/11)の昼に変えました。
野田さんが田んぼの状況を報告してくださった時は入水直後だったので、排水口までの満水だったと思います。
今日の8:50頃はポンプで入水中でしたが、排水管口までの水位はなく、水中ポンプを見るとゴミが周りにありましたので、上からロープを上下に動かしてゴミを取り除きました。
写真は今日11:00過ぎの湛水状態です。
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ポンプが止まって、2時間後の様子ですが、水持ちは良くないようです。

ハウス当番を磯辺さんと済ませた後、9時過ぎに青菅の田んぼの湛水状況を見てきました。

写真のように、道路側の部分を含め排水口に達する高さまでたっぷりと水が入っていました。

川の中を覗くと水中ポンプ周りの葉や木の枝などのゴミがきれいに無くなっており、ポンプ

の吸引力が戻ったことによるものと思います。
2024.03.12 青菅田んぼの湛水状況_1
2024.03.12 青菅田んぼの湛水状況_2
2024.03.08 青菅田んぼ湛水状況_3
 (3つ目の画像は、3月8日撮影)

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